はじめまして。大内珠帆(オオウチミツホ)です。「まなびピア」で募集した、イメージソングの歌詞部門で、最優秀賞をいただきました!そろそろ、作曲部門の方でも最優秀賞が決まったのではないでしょうか?どんな曲が付くのかドキドキしながら連絡を待っています。
『詩を書くきっかけ』
何度か取材を受けましたが、だいたい似たようなことを聞かれます。その一つがこれ。
始めて詩を書いたのは中学2年のことでした。弟が偶然、「NHKの全国学校合唱コンクール第70回記念あなたの詩が課題曲に!」のチラシを持って帰ってきたことから始まりました。送ろうと思いながら、すっかり忘れていて、思い出したのは締め切り前日。慌てて書き上げ、慌てて出したのが・・・優秀賞をいただきました。私はホントに運がいい!それから友人に頼まれふざけて書いているうちに、だんだんマジになってしまったというわけです
「詩は怖い」
詩って怖いと思います。
まず上手くなっているという感覚がちっともない。書けば書くほどいいのが出来る、とは思いますが、その時によってマチマチだし。
それから、書き終わってから、完成した物がいいのか悪いのか自分じゃ判断が出来ない。スポーツなんかは、勝ち、負けとはっきりするから、見てても気持ちがいいし、やってる側も気持ちいい。でも、詩はちゃんとしたプロの人にしか良し悪しは分からない。もしかしたらプロの人にも分からないかも。
いいのかわるいのかちっとも分からず、混乱したままコンクールにだすのはかなり勇気がいります。さらに、賞をとらなければならない、という変なプレッシャーもかかる。芸術や文学の世界では、やり出しの人はみんなこのことを抱えてるんだと思います。
私も含め。
って言うか、いいのか悪いのかはっきりしていてもしていなくても、書き続けるしかないんですけど。
「言葉の選択」
「何でこんなのがかけるの?」とよく聞かれます。何でって言われてもなぁ。私が聞きたい。
よく、インスピレーションなんていいますが、こんなかっこいい言葉じゃありません。言っちゃえば想像力です。どれだけ、キレイな言葉と響きを思いつけるか(妄想力とも言う)。そこに創造力が組み合わさって、初めて一つの作品が出来るんだと思います。「想像力と創造力」。じつは死んだおじいちゃんの言葉です。まじで。いや、そのことに特に意味はないんですけど。
「無駄な物が大事だと思う」
詩で一生やっていきたいと思ったことはありません。ほかにも好きなことはたくさんあるし、もともと多趣味な人間なので。でも、勉強もからきし。運動神経もにぶい。料理も出来ない。気ばっかり強い私が、人に胸をはれるたった一つのことなので、大事にしたいと思っています。
口下手な方ではないけど、素直には絶対いえない言葉なんかは、詩にすると案外あっさりと出来たりもする。ただ、詩を書くことが私のすべてではありません。ほかに何にもなかったら、詩だってパターン化しちゃうと思うし。無駄なことを頭の中にたっぷり溜めておくと、いいものが出来るんですよね。きっと。空を見て「雲が動くなあ」とか雨がコンクリートに当たるのを聞いて「鈴に似てるな」とか、傍から見たら気持ち悪いことを大事にしてます。そういうのが、そのまま、言葉に出てきます。けど、そういうのって詩だけじゃないですよね。
新しい僕
大内 珠帆
僕が生きてきたこの町は
たくさんの人が生きて たくさんの笑顔がある
この町に僕の知らない事が どれだけあるんだろう?
いつかくる未来のために
新しい僕を探して 僕は僕になっていく
僕が生きてきたこの世界は
たくさんの人が生きて たくさんの願いがある
この世界に僕の知らない事が どれだけあるんだろう?
いつかくる未来のために
新しい僕を見つけて 僕は僕になっていく
僕は生きてきた今まで
たくさんの忘れものをして たくさんの希望を拾った
僕の中に僕の知らない心が どれだけあるんだろう?
いつかくる未来のために
新しい僕と出会って 僕は僕になっていく
お付き合いありがとうございました。これからもがんばっていきます。
2005.6/X 大内珠帆
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